<夏の甲子園>早実、自慢の強打全開 初戦突破 2回戦は山形・鶴岡東

2024-08-13 HaiPress

鳴門渦潮に勝利し、駆け出す早実の選手たち=いずれも甲子園球場で

甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれている全国高校野球選手権大会は11日、1回戦の4試合があり、早実(西東京)は8-4で鳴門渦潮(徳島)に打ち勝って2回戦に進んだ。悪天候による試合の順延などがなければ、大会9日目の15日第3試合で鶴岡東(山形)と対戦する。(佐藤航)

9年ぶりとなる夏の甲子園。独特の緊張感を伴う初戦でも、持ち前の打撃力を存分に発揮した。

2点を追う二回表、山中晴翔捕手(2年)と灘本塁選手(同)の安打などで2死満塁の好機をつくり、打席には攻守でチームを引っ張る宇野真仁朗主将(3年)。ファウルで粘り、10球目に甘く入ったスライダーを見逃さなかった。振り抜いた当たりは左翼フェンスに直撃。あわや本塁打という二塁打で走者一掃し、逆転した。

7回表に左前適時打を放つ山中捕手

1点差に詰め寄られた七回表は、2死一、三塁で山中捕手が高めに抜けた変化球を逃さず左前に打ち返してリードを広げると、国光翔選手(2年)も左前適時打で続いた。中盤までは競ったが、終わってみれば13安打の8得点。西東京大会の6試合で58得点の強打を見せつけた。

先発の左腕中村心大投手(同)は尻上がりの投球。立ち上がりは制球に苦しんで2点を失ったが、二回から五回まではいずれも打者3人で締めた。直球で右打者の内角を突くなど、思い切りの良い投球で試合をつくった。2番手川上真投手(同)は2回を6人で抑える完璧な救援をみせた。


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